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エストニアに9ヶ月だけ移住した記録

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エストニア、エストニア人の特徴は?

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※エストニアで通っていた英語スクールのメンバー(左からアメリカ人講師、日本人、ロシア系エストニア人、エストニア人、ロシア人親子、エストニア人、ロシア人)

エストニアに約9ヶ月間住んだ私ですが、今回はエストニアやエストニア人の特徴を私が思ったなりのことを書こうと思います。

9ヶ月なのでエストニアやエストニア人のことを理解してないこと、誤解していることも、まだまだ多いと思います。それでも日本には約100人のエストニア人が在住しており、「エストニア人はどんな人なのか?」という情報は日本語だとほとんどありません。

これからあなたがエストニア人と出会う機会があれば、是非とも読んでほしいところです。(つまり、この記事がGoogleで「エストニア人 特徴」で一番目に出てくることを私は期待しています…!)

エストニアの特徴

まずエストニアという国についての特徴を私なりに述べようと思います。

エストニアは超安全な国


約9ヶ月間、エストニアに住んでいて怖い思いをしたことは一度たりともありませんでした。スリをされそうになったこともないですし、酔っぱらいに声をかけられても何も悪いことはしようとしてきません。私は「物価の安い国=治安が悪い国」と勝手に方程式を作っていましたが、エストニアに滞在してその方程式はなくなりました。エストニアは月収900€(12万円)の国ですが、盗みでお金を稼ごうという人は、日本同様にほぼいません。

エストニアは、ロシア人を除くと外国はほぼ住んでおらず、黒人、アラブ人、ジプシーなども滅多にみかけません。そのため治安が安定していると思います。このままずっと治安の良い国であってほしいですね。

子どもと動物には優しい国


エストニアで子供を有むと失業手当や補助金が国から毎月400€(5.5万円)ほど1年半の間、貰えます。学費もほとんど掛からない国なので本当に若い女性は子供を沢山産んでいます。

また多くの人が犬かネコを飼っており、カフェ、レストラン、バス、トラムなんでも動物を連れて入ることができます。動物嫌いの人には最低な国かもしれないですが、動物好きの私にとっては天国です。ただレストランのスタッフが犬を触った手で調理していたりもするので、若干不安になるときもあります。

本当にITの国…?


エストニアを少しでもしっている人がいれば「ITの国」とイメージする人も多いと思います。

実際にこの国は国民IDカードで納税から病院の予約まで何でもできるようになっています。ただインターネットのインフラは、明らかに日本やフィンランドのほうが整っています。というのもモバイル通信については、まだまだ2G(GSM/Edge)で繋がるところも首都のタリンでも沢山あり、固定回線も3~5Mbpsが基本です。LTEについては、本当に一部しか繋がらない状態です。

また気になるところが、国が全く違法ダウンロードの取り締まりを行っておらず、「著作権?なにそれ?」状態です。またカフェにはフリーWiFiが沢山ありますが、それもパスワードが掛かっておらず、誰もが何でもしたい放題です。

IT化を促進化するのであれば、是非ともセキュリティについても国が考えてほしいところです。

問い合わせはEメール!Skypeも結構多いよ

警察や役所への質問はEメールでも受け付けており、メールの返信率も非常に高いです。私の体感だと90%以上は、問い合わせに対して返信が来ています。

そのため英語での電話が苦手な私にとってこの文化は非常に嬉しかったです。また電話での問い合わせの他にSkype発症の国ということもあり、Skypeでの対応をしている機関、企業も多いです。

あとどんな個人商店や小さい企業でも、ほぼウェブページを保有しています。素晴らしい!

バルト三国というカテゴリよりも北欧


エストニアの場合、バルト三国というカテゴリに入ることが多いと思います。私はエストニアに行く前に「エストニア、ラトビア、リトアニアは仲良しなんだろうな~!」と思っていましたが、意外とこの3国はお互いに興味がないようです。

ラトビア、リトアニアの人でエストニアに行ったことない人も沢山います。また言語は、ラトビアとリトアニアは似ているようですが、エストニアとラトビアは全く異なります。エストニアは、フィンランド語と似ているようです。

そのためエストニア人は、隣国のラトビアよりもフィンランドに感心を持っており、エストニアを北欧のカテゴリに入れて物事を話すことが多いです。

外資系チェーンが少ない


※このスターバックスはロシアにあったものです。

エストニアのタリンに関しては、本当にキレイで日本人でも十分に現地人と同じような生活を送ることができます。街にもショッピングモールにもキレイなお店がありますが、世界的に展開する外資系企業はかなり少ないです。

例えばエストニアに、スターバックス、KFC、バーガーキング、ピザハット、IKEAなど世界のどこにでもある外資系チェーンが、ほとんどありません。あるとすればマクドナルド、サブウェイぐらいです。

おそらく国が小さすぎることが原因だと思います。

エストニアの特徴

次はエストニア人の特徴についてです。

エストニア人は恥ずかしがり屋。酔っ払うとそうでもないけど

エストニア人は、日本人と同じく他人に話しかけることは滅多にしないです。また表情が硬いです。

エストニアにアジア人は少ないため、視線を感じるときはありますが、声を掛けてくるような人は他の国に比べて少ないです。そういう点では、日本人もエストニア人も似ているかもしれません。

ただ夜になるとスーパーで買ったお酒を路上飲みする人がおり、その人たちは声を掛けてくることがあります。

ちなみにロシア人のほうが積極的に話しかけてきたり、意見をはっきりいう人が多いです。

エストニア人女性はそこまでキレイじゃないかも


エストニアというとなぜか美人をイメージしている日本人が多いですが、エストニアよりもラトビアやフィンランドのほうが美人の人が多いと個人的には思います。

またエストニア人は、あまりファッションについては気にしていない人が多く、ラトビアやフィンランドのほうがオシャレな人が多いです。エストニアにはZARAやH&Mぐらいしか服屋がないことも原因と思われます。

ファッションにそこまで興味のない私がいう権利は全くありませんが…。

ぼったくり、騙そうとする人がいない

国によっては外国人だと、ぼったくりや騙そうとしてくるところも少なくないですが、エストニアで今までそのようなことをされたことは一度もありません。外国人であってもエストニア人同様の金額や条件を提示してくれます。

私の場合、賃貸契約、市場での買い物など経験をしましたが、一度も金銭トラブルはありませんでした。これは本当に素晴らしい点だと思います。このようなトラブルもないためビジネスも非常にしやすいと思います。

エストニア人とロシア人の間にはやっぱり溝がある


※ロシアの写真です。

エストニアにはロシア人が約3割住んでいます。そのためEUに入った今でも、まだまだロシアとの関係は根深いです。特にエストニアに住んでいるロシア人は、ロシア語しか話せない人も多く、それらの人はロシア系の学校で育っています。そのためエストニアに住んでいるにも関わらず、エストニア人の知人があまりいないという人も多くいます。

まとめ


どうでしたでしょうか?

私なりにエストニアとエストニア人の特徴につていまとめてみました。あくまでも私の主観的になところが多いので、あなたが出会うエストニア人やイメージするエストニアとは異なるところもあると思います。

世界で130万人しかいないエストニア人ですが、それでも今後もしあなたが出会ったときは、この記事を読み返してみてください。

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